(553字。目安の読了時間:2分) 私は或る日、突然、私のはいることになっている医科を止めて、文科にはいりたいことを母に訴えた。母はそれを聞きながら、ただ、呆気にとられていた。 それがその秋の最後の日かと思われるような、或る日のことだった。私は…
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