【ブンゴウメール】月夜と眼鏡 (3/10)
(440字。目安の読了時間:1分)
おばあさんは、いつもに似ず、それをききつけました。
「おばあさん、おばあさん。」と、だれか呼ぶのであります。
おばあさんは、最初は、自分の耳のせいでないかと思いました。
そして、手を動かすのをやめていました。
「おばあさん、窓を開けてください。」と、また、だれかいいました。
おばあさんは、だれが、そういうのだろうと思って、立って、窓の戸を開けました。
外は、青白い月の光が、あたりを昼間のように、明るく照らしているのであります。
窓の下には、脊のあまり高くない男が立って、上を向いていました。
男は、黒い眼鏡をかけて、ひげがありました。
「私は、おまえさんを知らないが、だれですか?」と、おばあさんはいいました。
おばあさんは、見知らない男の顔を見て、この人はどこか家をまちがえてたずねてきたのではないかと思いました。
「私は、眼鏡売りです。いろいろな眼鏡をたくさん持っています。
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