イワンの馬鹿(58/61)
(508字。目安の読了時間:2分)
イワンはびっくりしました。
「じゃ、わしらを教えてくれ。わしらの手が萎えしびれた時に、そのかわりに頭で仕事をするようにね。」
とイワンは言いました。
悪魔は人民たちに教えることを約束しました。
そこでイワンは、あらゆる人たちに頭で働くことを教えることの出来る立派な先生が来たこと、その先生は手よりも頭でやる方がずっと仕事が出来ること、人民たちは残らずこの立派な先生に教わりに来てよく習わなければならないことだのを、ふれさせました。
イワンの国には一つの高い塔がありました。
その塔には、てっぺんにまで登ることの出来る階段がついていました。
イワンはすべての人民たちが顔をよく見ることが出来るように、その立派な紳士を塔の上へつれて行きました。
そこで、れいの紳士は、塔のてっペンに立って演説をしはじめ、人民たちはかれを見ようとして集まりました。
人民たちはこの紳士が手を使わないで頭で働く方法を見せてくれるものと思っていました。
しかし、かれはどうしたら働かないで生活を立てて行けるかということを、くりかえしくりかえし話しただけでした。
人民たちは何が何だか、ちっともわかりませんでした。
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そこで、れいの紳士は、塔のてっペンに立って演説をしはじめ、人民たちはかれを見ようとして集まりました。
人民たちはこの紳士が手を使わないで頭で働く方法を見せてくれるものと思っていました。
しかし、かれはどうしたら働かないで生活を立てて行けるかということを、くりかえしくりかえし話しただけでした。
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