【ブンゴウメール】走れメロス (31/31)
(321字。目安の読了時間:1分)
おまえらは、わしの心に勝ったのだ。信実とは、
どっと群衆の間に、歓声が起った。
「万歳、王様万歳。」
ひとりの少女が、緋(ひ)のマントをメロスに捧げた。
メロスは、まごついた。
佳き友は、気をきかせて教えてやった。
「メロス、君は、まっぱだかじゃないか。
勇者は、ひどく赤面した。
(古伝説と、シルレルの詩から。)
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底本:「太宰治全集3」ちくま文庫、筑摩書房
1988(昭和63)年10月25日初版発行
1998(平成10)年6月15日第2刷
底本の親本:「筑摩全集類聚版太宰治全集」筑摩書房
1975(昭和50)年6月~1976(昭和51)年6月
入力:金川一之
校正:高橋美奈子
2000年12月4日公開
2011年1月17日修正
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