ブンゴウメール公式ブログ

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【ブンゴウメール】風琴と魚の町 (5/30)

(578字。目安の読了時間:2分) 「汽車へ乗ったら、またよかもの食わしてやるけに……」 「いんにゃ、章魚が食いたか!」 「さっち、そぎゃん、困らせよっとか?」  母は房のついた縞(しま)の財布を出して私の鼻の上で振って見せた。 「ほら、これでも得心のいかぬか!」  薄い母の掌に、緑の粉を吹いた大きい弐銭銅貨が二三枚こぼれた。 「白か銭は無かろうが? 白かとがないと、章魚の足は買えんとぞ」 「あかか銭じゃ買えんとな?」 「この子は! さっち、あげんこツウ、お父さんや、おッ母さんが食えんでも、めんめが腹ばい肥やしたかなア」 「食いたかもの、仕様がなかじゃなっか!」  母はピシッと私のビンタを打った。 学校帰りの子供達が、渡し船を待っていた。 私が殴られるのを見ると、子供達はドッと笑った。 鼻血が咽へ流れて来た。 私は青い海の照り返りを見ながら、塩っぱい涙を啜(すす)った。 「どこさか行ってしまいたい」 「どこさか行く云うても、お前がとのような意地っぱりは、人が相手にせんと……」 「相手にせんちゃよか! 遠いとこさ、一人で行ってしまいたか」 「お前は、めんめさえよければ、ええとじゃけに、バナナも食うつろが、蓮根も食いよって、富限者の子供でも、そげんな食わんぞな!」 ============================================== ハッシュタグ「#ブンゴウメール」をつけて感想をつぶやこう! https://goo.gl/6ZxJiY ■Twitterでみんなの感想を見る:https://goo.gl/rgfoDv ■ブンゴウメール公式サイト:https://bungomail.notsobad.jp ■次に読みたい作品を教えてください!:http://blog.notsobad.jp/entry/2018/05/03/145404 ■青空文庫でこの作品を読む:https://www.aozora.gr.jp/cards/000291/files/1814_24391.html ■運営へのご支援はこちら: https://www.buymeacoffee.com/bungomail [PR] 読んだ本の内容を、見やすい年表で整理しよう。日本最大の年表作成サービス「THE TIMELINE」 ▼ ▽ ▼ https://the-timeline.jp ============================================== Unsubscribe *|HTML:EMAIL|* from this list: *|UNSUB|*

【ブンゴウメール】風琴と魚の町 (4/30)

(596字。目安の読了時間:2分)  肋骨のように、胸に黄色い筋のついた憲兵の服を着た父が、風琴を鳴らしながら「オイチニイ、オイチニイ」と坂になった町の方へ上って行った。 母は父の鳴らす風琴の音を聞くとうつむいてシュンと鼻をかんだ。 私は呆(ぼ)んやり油のついた掌を嘗(な)めていた。 「どら、鼻をこっちい、やってみい」  母は衿(えり)にかけていた手拭を小指の先きに巻いて、私の鼻の穴につっこんだ。 「ほら、こぎゃん、黒うなっとるが」  母の、手拭を巻いた小指の先きが、椎茸のように黒くなった。  町の上には小学校があった。 小麦臭い風が流れていた。 「こりゃ、まあ、景色のよかとこじゃ」  手拭でハタハタと髷(まげ)の上の薄い埃(ほこり)を払いながら、眼を細めて、母は海を見た。  私は蓮根の天麩羅を食うてしまって、雁木の上の露店で、プチプチ章魚の足を揚げている、揚物屋の婆さんの手元を見ていた。 「いやしかのう、この子は……腹がばりさけても知らんぞ」 「章魚の足が食いたかなア」 「何云いなはると! お父さんやおッ母さんが、こぎゃん貧乏しよるとが判らんとな!」  遠いところで、父の風琴が風に吹かれている。 「汽車へ乗ったら、またよかもの食わしてやるけに……」 「いんにゃ、章魚が食いたか!」 ============================================== 【お知らせ】 ユーザーヒアリングご協力のお願い(再掲) ブンゴウメールのサービス改善のために、ユーザーと直接お会いして意見をお聞きする個別ヒアリングを実施しようと考えています。 東京での実施となりますが、もし協力してもいいよ!という方がいらっしゃれば、以下フォームからお申込みいただければ幸いです。 https://goo.gl/forms/E8Sg8VHWdcFqvuP42 ■場所:池袋近辺のカフェ(応募いただいた方に個別にご案内します) ■所要時間:30分〜1時間程度 ■日時:9月の週末で、ご都合のいい時間帯をフォームからお選びください ※お話した内容はサービス改善のための参考だけに使用し、それ以外の用途では一切使用いたしません。 残念ながら謝礼などはないのですが(コーヒーはご馳走させてください!)、運営と直接話しができますので、サービスの方針や今後の展開が気になる方は、ぜひこの機会にお聞きいただければと思います。 ============================================== ハッシュタグ「#ブンゴウメール」をつけて感想をつぶやこう! https://goo.gl/6ZxJiY ■Twitterでみんなの感想を見る:https://goo.gl/rgfoDv ■ブンゴウメール公式サイト:https://bungomail.notsobad.jp ■次に読みたい作品を教えてください!:http://blog.notsobad.jp/entry/2018/05/03/145404 ■青空文庫でこの作品を読む:https://www.aozora.gr.jp/cards/000291/files/1814_24391.html ■運営へのご支援はこちら: https://www.buymeacoffee.com/bungomail [PR] Facebookを使って、みんなに知られず婚活ができる神アプリ!毎月4000人以上に恋人ができている実績あり。まずは試してみて! ▼ ▽ ▼ https://goo.gl/kvdRBG ============================================== Unsubscribe *|HTML:EMAIL|* from this list: *|UNSUB|*

【ブンゴウメール】風琴と魚の町 (3/30)

(557字。目安の読了時間:2分) 私達は、しばらく、その男達が面白い身ぶりでかまぼこをこさえている手つきに見とれていた。 「あにさん! 日の丸の旗が出ちょるが、何事ばしあるとな」  骨を叩く手を止めて、眼玉の赤い男がものうげに振り向いて口を開けた。 「市長さんが来たんじゃ」 「ホウ! たまげたさわぎだな」  私達はまた歩調をあわせて歩きだした。  浜には小さい船着場がたくさんあった。 河のようにぬめぬめした海の向うには、柔かい島があった。 島の上には白い花を飛ばしたような木がたくさん見えた。 その木の下を牛のようなものがのろのろ歩いていた。  2 ひどく爽やかな風景である。  私は、蓮根の穴の中に辛子をうんと詰めて揚げた天麩羅を一つ買った。 そうして私は、母とその島を見ながら、一つの天麩羅を分けあって食べた。 「はようもどんなはいよ、売れな、売れんでもええとじゃけに……」  母は仄(ほの)かな侘(わび)しさを感じたのか、私の手を強く握りながら私を引っぱって波止場の方へ歩いて行った。  肋骨のように、胸に黄色い筋のついた憲兵の服を着た父が、風琴を鳴らしながら「オイチニイ、オイチニイ」と坂になった町の方へ上って行った。 ============================================== 【お知らせ】 ユーザーインタビューご協力のお願い サービス改善のために、ユーザーと直接お会いして意見をお聞きする個別インタビューを実施しようと考えています。 東京限定になってしまいますが、もし協力してもいいよ!という方がいらっしゃれば、以下フォームからお申込みいただければ幸いです。 https://goo.gl/forms/E8Sg8VHWdcFqvuP42 ■場所:池袋近辺のカフェ(応募いただいた方に個別にご案内します) ■所要時間:30分〜1時間程度 ■日時:9月の週末で、ご都合のいい時間帯をフォームからお選びください 残念ながら謝礼などはないのですが(コーヒーはご馳走させてください!)、ご協力いただければ大変ありがたいです。よろしくお願いします。 ============================================== ハッシュタグ「#ブンゴウメール」をつけて感想をつぶやこう! https://goo.gl/6ZxJiY ■Twitterでみんなの感想を見る:https://goo.gl/rgfoDv ■ブンゴウメール公式サイト:https://bungomail.notsobad.jp ■次に読みたい作品を教えてください!:http://blog.notsobad.jp/entry/2018/05/03/145404 ■青空文庫でこの作品を読む:https://www.aozora.gr.jp/cards/000291/files/1814_24391.html ■運営へのご支援はこちら: https://www.buymeacoffee.com/bungomail [PR] 新しいタブを開いたときに、美しい暦の言葉を表示してくれるシンプルなChrome拡張「Tab Sekki」 ▼ ▽ ▼ https://goo.gl/sjRzzX ============================================== Unsubscribe *|HTML:EMAIL|* from this list: *|UNSUB|*

【ブンゴウメール】風琴と魚の町 (2/30)

(604字。目安の読了時間:2分) 「この町は、祭でもあるらしい、降りてみんかやのう」  母も経文を合財袋にしまいながら、立ちあがった。 「ほんとに、綺麗な町じゃ、まだ陽が高いけに、降りて弁当の代でも稼ぎまっせ」  で、私達三人は、おのおのの荷物を肩に背負って、日の丸の旗のヒラヒラした海辺の町へ降りた。  駅の前には、白く芽立った大きな柳の木があった。 柳の木の向うに、煤(すす)で汚れた旅館が二三軒並んでいた。 町の上には大きい綿雲が飛んで、看板に魚の絵が多かった。  浜通りを歩いていると、ある一軒の魚の看板の出た家から、ヒュッ、ヒュッ、と口笛が流れて来た。 父はその口笛を聞くと、背負った風琴を思い出したのであろうか、風呂敷包みから風琴を出して肩にかけた。 父の風琴は、おそろしく古風で、大きくて、肩に掛けられるべく、皮のベルトがついていた。 「まだ鳴らしなさるな」  母は、新しい町であったので、恥しかったのであろう、ちょっと父の腕をつかんだ。  口笛の流れて来る家の前まで来ると、鱗(うろこ)まびれになった若い男達が、ヒュッ、ヒュッ、と口笛に合せて魚の骨を叩(たた)いていた。  看板の魚は、青笹の葉を鰓(あぎと)にはさんだ鯛(たい)であった。 私達は、しばらく、その男達が面白い身ぶりでかまぼこをこさえている手つきに見とれていた。 ============================================== ハッシュタグ「#ブンゴウメール」をつけて感想をつぶやこう! https://goo.gl/6ZxJiY ■Twitterでみんなの感想を見る:https://goo.gl/rgfoDv ■ブンゴウメール公式サイト:https://bungomail.notsobad.jp ■次に読みたい作品を教えてください!:http://blog.notsobad.jp/entry/2018/05/03/145404 ■青空文庫でこの作品を読む:https://www.aozora.gr.jp/cards/000291/files/1814_24391.html ■運営へのご支援はこちら: https://www.buymeacoffee.com/bungomail [PR] 今なら簡単に100円分のポイントがもらえるキャンペーン中!楽天公式アプリ ▼ ▽ ▼ https://goo.gl/sUtbi5 ============================================== Unsubscribe *|HTML:EMAIL|* from this list: *|UNSUB|*

【ブンゴウメール】風琴と魚の町 (1/30)

(541字。目安の読了時間:2分)  1 父は風琴を鳴らすことが上手であった。  音楽に対する私の記憶は、この父の風琴から始まる。  私達は長い間、汽車に揺られて退屈していた、母は、私がバナナを食んでいる傍で経文を誦(ず)しながら、泪(なみだ)していた。 「あなたに身を託したばかりに、私はこの様に苦労しなければならない」と、あるいはそう話しかけていたのかも知れない。 父は、白い風呂敷包みの中の風琴を、時々尻で押しながら、粉ばかりになった刻み煙草を吸っていた。  私達は、この様な一家を挙げての遠い旅は一再ならずあった。  父は目蓋をとじて母へ何か優し気に語っていた。 「今に見いよ」とでも云(い)っているのであろう。  蜒々(えんえん)とした汀(なぎさ)を汽車は這(は)っている。 動かない海と、屹立した雲の景色は十四歳の私の眼に壁のように照り輝いて写った。 その春の海を囲んで、たくさん、日の丸の旗をかかげた町があった。 目蓋をとじていた父は、朱い日の丸の旗を見ると、せわしく立ちあがって汽車の窓から首を出した。 「この町は、祭でもあるらしい、降りてみんかやのう」  母も経文を合財袋にしまいながら、立ちあがった。 ============================================== ■著者情報 林芙美子(はやし ふみこ) 1903年12月31日〜1951年6月28日。 戦前から戦後にかけて文筆活動を行った小説家。貧しかった生い立ちからか、底辺の庶民を慈しむように描いた作品に定評がある。心臓麻痺により47歳で急逝。代表作は、半自伝的な文壇デビュー作『放浪記』や、晩年の名作『浮雲』など。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9E%97%E8%8A%99%E7%BE%8E%E5%AD%90 ============================================== ハッシュタグ「#ブンゴウメール」をつけて感想をつぶやこう! https://goo.gl/6ZxJiY ■Twitterでみんなの感想を見る:https://goo.gl/rgfoDv ■ブンゴウメール公式サイト:https://bungomail.notsobad.jp ■次に読みたい作品を教えてください!:http://blog.notsobad.jp/entry/2018/05/03/145404 ■青空文庫でこの作品を読む:https://www.aozora.gr.jp/cards/000291/files/1814_24391.html ■運営へのご支援はこちら: https://www.buymeacoffee.com/bungomail [PR] 忙しいあなたも、耳は意外とヒマしてる!耳で読書できる便利アプリ。好みの一冊があるか、ぜひ調べてみよう! ▼ ▽ ▼ https://goo.gl/xL67HL ============================================== Unsubscribe *|HTML:EMAIL|* from this list: *|UNSUB|*

【ブンゴウメール】人間椅子 (31/31)

(512字。目安の読了時間:2分) そこには、さっきの無気味な手紙と寸分違わぬ筆癖をもって、彼女の名宛が書かれてあったのだ。  彼女は、長い間、それを開封しようか、しまいかと迷っていた。 が、とうとう、最後にそれを破って、ビクビクしながら、中身を読んで行った。 手紙はごく短いものであったけれど、そこには、彼女を、もう一度ハッとさせた様な、奇妙な文言が記されていた。  突然御手紙を差上げます無躾を、幾重にもお許し下さいまし。 私は日頃、先生のお作を愛読しているものでございます。 別封お送り致しましたのは、私の拙い創作でございます。 御一覧の上、御批評が頂けますれば、此上の幸はございません。 ある理由の為に、原稿の方は、この手紙を書きます前に投函致しましたから、已に御覧済みかと拝察致します。 如何でございましたでしょうか。 若し、拙作がいくらかでも、先生に感銘を与え得たとしますれば、こんな嬉しいことはないのでございますが。  原稿には、態と省いて置きましたが、表題は「人間椅子」とつけたい考えでございます。  では、失礼を顧みず、お願いまで。 匆々(そうそう)。 ============================================== 底本:「江戸川乱歩全集 第1巻 屋根裏の散歩者」光文社文庫、光文社    2004(平成16)年7月20日初版1刷発行 底本の親本:「江戸川乱歩全集 第五巻」平凡社    1931(昭和6)年7月 初出:「苦楽」プラトン社    1925(大正14)年10月 ※底本では、親本を「江戸川乱歩全集 第一巻」としていますが、該当書籍を確認の上、「江戸川乱歩全集 第五巻」にあらためました。 ※底本は、物を数える際や地名などに用いる「ヶ」(区点番号5-86)を、大振りにつくっています。 入力:砂場清隆 校正:湖山ルル 2016年1月1日作成 2016年11月12日修正 青空文庫作成ファイル: このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。 ============================================== ハッシュタグ「#ブンゴウメール」をつけて感想をつぶやこう! https://goo.gl/me2p48 ■Twitterでみんなの感想を見る:https://goo.gl/rgfoDv ■ブンゴウメール公式サイト:https://bungomail.notsobad.jp ■次に読みたい作品を教えてください!:http://blog.notsobad.jp/entry/2018/05/03/145404 ■青空文庫でこの作品を読む:https://www.aozora.gr.jp/cards/001779/files/56648_58207.html ■運営へのご支援はこちら: https://www.buymeacoffee.com/bungomail [PR] Facebookを使って、みんなに知られず婚活ができる神アプリ!毎月4000人以上に恋人ができている実績あり。まずは試してみて! ▼ ▽ ▼ https://goo.gl/kvdRBG ============================================== Unsubscribe *|HTML:EMAIL|* from this list: *|UNSUB|*

【ブンゴウメール】押絵と旅する男 (31/31)

(594字。目安の読了時間:2分) 外の人達の様に、私を気違いだとはおっしゃいませんでしょうね。アア、それで私も話甲斐があったと申すものですよ。どれ、兄さん達もくたびれたでしょう。それに、あなた方を前に置いて、あんな話をしましたので、さぞかし恥かしがっておいででしょう。では、今やすませて上げますよ」  と云いながら、押絵の額を、ソッと黒い風呂敷に包むのであった。 その刹那、私の気のせいであったのか、押絵の人形達の顔が、少しくずれて、一寸恥かし相に、唇の隅で、私に挨拶の微笑を送った様に見えたのである。 老人はそれきり黙り込んでしまった。 私も黙っていた。 汽車は相も変らず、ゴトンゴトンと鈍い音を立てて、闇の中を走っていた。  十分ばかりそうしていると、車輪の音がのろくなって、窓の外にチラチラと、二つ三つの燈火が見え、汽車は、どことも知れぬ山間の小駅に停車した。 駅員がたった一人、ぽっつりと、プラットフォームに立っているのが見えた。 「ではお先へ、私は一晩ここの親戚へ泊りますので」  老人は額の包みを抱てヒョイと立上り、そんな挨拶を残して、車の外へ出て行ったが、窓から見ていると、細長い老人の後姿は(それが何と押絵の老人そのままの姿であったか)簡略な柵の所で、駅員に切符を渡したかと見ると、そのまま、背後の闇の中へ溶け込む様に消えて行ったのである。 ============================================== 底本:「江戸川乱歩全集 第5巻 押絵と旅する男」光文社文庫、光文社    2005(平成17)年1月20日初版1刷発行 底本の親本:「江戸川乱歩全集 第三巻」平凡社    1932(昭和7)年1月 初出:「新青年」博文館    1929(昭和4)年6月 ※底本は、物を数える際や地名などに用いる「ヶ」(区点番号5-86)を、大振りにつくっています。 入力:砂場清隆 校正:門田裕志 2016年1月1日作成 青空文庫作成ファイル: このファイルは、インターネットの図書館、青空文庫(http://www.aozora.gr.jp/)で作られました。入力、校正、制作にあたったのは、ボランティアの皆さんです。 ============================================== ハッシュタグ「#ブンゴウメール」をつけて感想をつぶやこう! https://goo.gl/me2p48 ■Twitterでみんなの感想を見る:https://goo.gl/rgfoDv ■ブンゴウメール公式サイト:https://bungomail.notsobad.jp ■次に読みたい作品を教えてください!:http://blog.notsobad.jp/entry/2018/05/03/145404 ■青空文庫でこの作品を読む:https://www.aozora.gr.jp/cards/001779/files/56645_58203.html ■運営へのご支援はこちら: https://www.buymeacoffee.com/bungomail [PR] Facebookを使って、みんなに知られず婚活ができる神アプリ!毎月4000人以上に恋人ができている実績あり。まずは試してみて! ▼ ▽ ▼ https://goo.gl/kvdRBG ============================================== Unsubscribe *|HTML:EMAIL|* from this list: *|UNSUB|*